田中 みな 実 学生 時代
文庫巻末に収録されている「解説」を特別公開! 本選びにお役立てください。 (解説: 辻 つじ 村 むら 深 み 月 づき / 小説家) 二〇一七年、作家・ 宮 みや 内 うち 悠 ゆう 介 すけ の新刊のタイトルを知った時の衝撃と胸の高鳴りを今でもよく覚えている。 『 あとは野となれ大和撫子 』──。本の帯には非常に軽やかな、それでいて目を 逸 そ らすことを許さない力を持った「仕方ない、私たちで『国家』やってみる?」というフレーズが躍っていた。それはどうやら沙漠の小国で大統領が暗殺されて内閣が総逃亡したことに伴い、 後宮 ハレム の若き女性たちが立ち上がり、「国家をやる」話らしい。 そこまで知って、私は天を仰いだ。気づいたら 呟 つぶや いていた。 マジすごい、宮内悠介。そんなの面白いに決まってるじゃん!
宮内さん。 ▼ 宮内悠介『あとは野となれ大和撫子』 詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ) 関連記事 >> 『あとは野となれ大和撫子』刊行記念インタビュー
直木賞・芥川賞ダブルノミネートで最注目の新鋭が挑む超王道冒険エンタメ! ――沙漠の国で奇跡が起きる―― 第157回直木賞候補作にして、第49回星雲賞受賞作! 受賞歴多数、最注目の新鋭・宮内悠介が描く、爽快すぎる冒険譚! 沙漠の小国家、アラルスタン。日本人少女ナツキは紛争で両親を失い、国の教育機関"後宮"に引き取られることに。 同じ境遇の仲間と気楽な日々を過ごしていたが、大統領が暗殺され情勢は一変。 国の中枢のほとんどが逃亡、反政府軍が襲来する絶体絶命の危機に陥ってしまった! ナツキは仲間の立ち上げた臨時政府に参加し、自分たちの居場所を守るために奮闘するが……。 どんな困難も笑い飛ばして明日に進む、乙女たちの青春冒険ストーリー! メディアミックス情報 「あとは野となれ大和撫子」感想・レビュー ※ユーザーによる個人の感想です タイトルに惹かれて購入。紛争や環境破壊、テロなどの深刻なテーマを扱っているのに、コミカルに書かれている。この緊迫感と爽快感が心地よい。勇気とユーモアで辛い今日を笑い飛ばせ!! !物語の舞台となった中央ア タイトルに惹かれて購入。紛争や環境破壊、テロなどの深刻なテーマを扱っているのに、コミカルに書かれている。この緊迫感と爽快感が心地よい。勇気とユーモアで辛い今日を笑い飛ばせ!!