田中 みな 実 学生 時代
運搬方法 危険物を安全に輸送するための基準です。 容器に激しい摩擦や動揺が起きないようにする。 運搬中に災害が発生する恐れが生じた場合は、応急措置を講じるとともに、最寄りの消防機関に通報する。 指定数量以上の危険物を運搬するとき 消火設備を備える。 0. 3m四方 の地が 黒色 の板に 黄色 の文字で「 危 」の標識を車両の前後の見やすい所に掲示する。(移送の場合は、標識のサイズが0. 3m平方以上0. 4m平方以下になります。ご注意下さい。) 移送 移送 とは、 移動タンク貯蔵所(タンクローリー) によって危険物を輸送することをさします。 基準 危険物の性質の応じて注意事項を掲示します。 危険物取扱者 を乗車させる。 免状の携帯が必要である。免状のコピーは不可である。 移送前にタンク、消火器等の点検を行う。 『 連続運転時間が4時間 を超える移送』または『 1日当たり9時間 を超える移送』のような長時間の移送の場合、2人以上の運転要員が必要である。 アルキルアルミニウム等を移送する場合、移送経路等を書いた書面を消防機関に送付しておく。( アルキルアルミニウム は 第3類危険物 の物品で、空気に触れると発火する危険な物質です。) 0. 4m平方以下 の地が 黒色 の板に 黄色 の文字で「 危 」の標識を移送タンク貯蔵所の前後の見やすい所に掲示する 。(運搬の場合は、標識のサイズが0. 3m四方になります。ご注意下さい。) 車両に備え付けが必要な書類 以下の書類は、写しではだめなことに注意してください。 完成検査済証 定期点検記録 譲渡・引渡届出書 品名等変更届出書 標識と掲示板 法令一覧へ戻る
3m四方・黒字に黄文字)の標識を車両の前後に掲げる。 消火器等の消火設備を備える。 休憩等により車両を一時停止させる場合は、安全な場所で停車する。 運搬容器は、収納口を上に向けて積載する。 容器の積み重ねは、高さ3m以下になるようにする。 液体の危険物は、内容率98%以下の収納率にする。 さらに、55℃の温度でも液が漏れないように十分な空間容積をとる。 混載禁止 指定数量以下の場合 高圧ガスとの混載禁止 指定数量10分の1以上の場合 類を異にする物品の混載禁止 指定数量以上の場合 以上のような規制がありますが、混載可能な組み合わせもあります。 第一類 第二類 第三類 第四類 第五類 第六類 × 〇 備考 ×印は、混載禁止 〇印は、混載可能 指定数量の1/10以下の危険物については、摘用しない。 表以外の覚え方として 「類の数を足して7になる組み合わせは混載できる。」 「危険物4類は、足して6と9になる組み合わせは混載できる。」 という覚え方もあります。 まとめ 安全な容器に入れて、必要な表示をし、無理なく運ぶを心がけて運搬したいと思います。 ちなみに、乗用車でガソリンを運ぶときは必ず22L以下のガソリン携行缶で運搬しましょう。 ポリタンク、ペットボトルなどは危険です。ダメ、絶対!